【公認会計士試験】短答式・論文式とは?合格するコツも紹介

公開日:2026/01/15
合格のコツ

公認会計士試験は短答式と論文式の2種類で構成され、短答式はマークシート方式、論文式は記述式の試験となっています。また、その合格率は10%前後と狭き門であることは否めません。そこでこの記事では、公認会計士試験の特徴や合格するコツについて解説します。公認会計士試験の受験を考えている方は、この記事を参考にしてください。

短答式試験・論文式試験それぞれの特徴

公認会計士試験は短答式と論文式の2つで構成される試験であり、それぞれの特徴を理解することで、効率的な学習計画が立てられます。ここでは、短答式試験・論文式試験それぞれの特徴を紹介します。

短答式試験の概要と特徴

短答式試験は公認会計士試験の第一関門で、年に2回(5月と12月)実施されます。短答式試験はマークシート方式の選択式となっており、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4つが試験科目です

そのなかで、財務会計論の配点のみが200点満点となっており、管理会計論・監査論・企業法の配点は100点満点となっています。試験時間は財務会計論が120分、管理会計論・監査論・企業法がそれぞれ60分です。

受験者数や試験の難易度によって変動するものの、短答式試験の合格ラインは、総点数の70%程度とされています。短答式に合格すると論文式試験の受験資格を得ますが、短答式試験の合格後2年以内に論文式試験に合格しないと、再び短答式試験からの受験が必要になります。

論文式試験の概要と特徴

論文式試験は、短答式合格者または免除者が受験する最終試験で、年に1回(8月)実施されます。論文式試験は記述式の試験となっており、会計学・監査論・企業法・租税法・選択科目(経営学、経済学、民法、統計学からひとつ)の5つが試験科目です。

そのなかで会計学の配点のみが300点満点となっており、監査論・企業法・租税法・選択科目の配点は100点満点となっています。試験時間は会計学が300分(午前:120分+午後:180分)、監査論・租税法・企業法・選択科目がそれぞれ120分です。

受験者数や試験の難易度によって変動するものの、論文式試験の合格ラインは、総点数の60%程度とされています。

試験の難易度と合格率の傾向

公認会計士試験の全体合格率は、例年10%程度と低い水準で推移しています。具体的には、短答式試験の合格率は10~12%程度、論文式試験の合格率は30~35%程度で推移しており、両試験を突破するには長期間の準備が必要不可欠です。

短答式では広範囲の問題を素早く解答するスピード感が求められ、論文式では専門知識の深さと記述力が試されます。このように、公認会計士試験は多様性の高い試験のため、受験生の多くは予備校を活用し、2から3年かけて合格を目指します。

試験科目は全部で9つ

公認会計士試験の科目は必須科目と選択科目で構成されており、試験科目は合計9科目になります。ここでは、公認会計士試験の試験科目を紹介します。

必須科目:会計学・監査論・企業法・租税法

短答式試験の試験科目は、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4科目、論文式試験の試験科目は、会計学・監査論・企業法・租税法・選択科目の5科目でそれぞれ構成されます。これらのうち、両試験に共通する必須科目は会計学・監査論・企業法・租税法の4科目です。

会計学は、企業の財務状況や経営成績を記録・計算・報告する知識と技術を問う科目、監査論は、監査に関する知識や理解を問う科目、企業法は会社法や商法、金融商品取引法をまとめた知識を問う科目、租税法は企業会計と税務の橋渡しに関する知識を問う科目となっています。

どの科目においても正確な知識と深い理解が求められ、出題範囲も広いため汎用的な学習が必要となります

選択科目:経営学・経済学・民法・統計学

論文式試験の選択科目は、経営学・経済学・民法・統計学の4科目から1科目を選ぶ仕組みです。

経営学は企業経営に関する理論と実践に関する知識を問う科目、経済学は会計士の業務に必要な経済に関する知識を問う科目、民法は主に財産法に関する知識を問う科目、統計学はデータ分析や確率論、推測統計などの知識を問う科目となっています。

選択科目においては得意分野を選びながら、実務での活用頻度も考慮する必要があります。

短文式試験・論文式試験合格のための勉強方法

公認会計士試験の合格を勝ち取るためには、戦略的かつ効率的な勉強法が欠かせません。ここでは、短答式と論文式それぞれの特性に応じたアプローチした勉強方法を紹介します。

短答式試験の勉強法とコツ

短答式試験では、広範囲の知識を短時間かつ正確に解答する力が求められます。そのため、まずは予備校などのテキストや問題集を活用し、基礎知識を体系的に習得します。その後は過去問を繰り返し解き、出題傾向を把握するのが一般的です。

また、時間配分も重要になるため、予備校の模擬試験を活用し、本番のペースに慣れておくことも忘れてはいけません。さらに、具体的な合格のイメージをもてるように、できるだけ早期に苦手科目を克服し、全科目をバランスよく得点できるように学習を進めることも大切です。

論文式試験の勉強法とコツ

論文式試験では、幅広い知識と深い理解、的確な論述力が求められます。論文式試験の勉強においては、短答式試験の知識をベースに、応用問題や記述対策を強化することが重要です。そのためには、予備校の模擬試験でコツを学び、論述の構成力を磨くことを怠ってはいけません。

また、論点整理ノートを作成し、頻出テーマを深く理解することも大切です。論文式試験の勉強では、実務を意識した問題演習をおこない、監査や税務の具体例をイメージしながら学習することが望ましいといえます。

学習計画の立て方とモチベーション維持

公認会計士試験に合格するためには、2から3年の長期的な学習が必要です。個人の状況によって異なりますが、公認会計士試験の合格に必要な学習時間は、1日5から10時間程度が目安とされています。

もし、1年で合格したいのであれば、1日10時間以上の学習が必要になるでしょう。また、長期間に渡ってモチベーションを維持するためには、勉強仲間との情報交換や定期的な休息時間を設けることが必要です。

まとめ

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の2段階で構成され、合格率は約10%の難関試験となっています。短答式試験では、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4科目を受験し、総点数の合格ラインは70%程度です。また、論文式試験では、会計学・監査論・企業法・租税法・選択科目の5科目を受験し、60%程度が合格ラインとされています。短答式試験では正確さとスピード感、論文式試験では専門知識と深い論述力が求められるため、それらを効率的に学習するには、予備校の活用や過去問演習、模擬試験の受験が必要です。公認会計士の試験においては、2から3年の長期学習計画とモチベーション維持が合格の鍵だといえます。この記事にある内容を参考に、最適な勉強法で合格を掴み取ってください。

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