公認会計士は専門性が高く、さまざまな業界で必要とされています。また、高収入であり、幅広いキャリアアップが可能です。大きなやりがいを感じるため、目指す方は多いでしょう。また、女性が働きやすい環境もメリットです。ここでは、女性が公認会計士になった際のメリットを解説しています。公認会計士を目指す女性は必見です。
女性公認会計士の割合・収入
近年、女性のキャリアアップが一般的となり、士業の女性割合は増加しています。また、収入は女性の平均値より、非常に高い額面です。ここでは、女性公認会計士の具体的な割合・収入を解説しています。女性公認会計士の割合
20年前までは、女性公認会計士の割合は10%程度でした。しかし、現在では16%に増加し、徐々に活躍の場が広がっています。公認会計士は専門性が高い職業のため、需要が絶えない業界です。この先も総数を増やす必要があり、日本公認会計士協会では目標を定めています。2,030年までに女性合格者を30%台にし、2,048年までに会員・準会員の女性割合を30%にすることが目標です。日本公認会計士協会では女性の会長も存在し、女性割合が高まることが期待できるでしょう。
女性公認会計士の収入
女性公認会計士は、平均月収40万円・年収611万円とされています。全国的な女性の平均年収が316万円とされるなか、非常に高い収入です。また、就職する企業の規模によっても、大きく年収が異なります。小規模517万円・中規模713万円・大規模728万円の平均年収です。経験値を積みながら転職することで、収入アップが期待できるでしょう。
女性公認会計士のキャリア選択
公認会計士の資格保有者は、さまざまな職業で活躍可能です。ライフスタイルやキャリアプランに合わせ、理想的な選択をするとよいでしょう。ここでは、女性公認会計士が活躍できるキャリアを紹介しています。監査法人
多くの公認会計士が、最初に就く場所です。金融機関や大企業を対象とし、法定監査・IPO監査・任意監査を行います。男女平等に業務を与えられるため、充分な経験値を積めることがメリットです。また、育児休暇や短時間勤務を設ける監査法人も増えています。将来性を見越し、安心して働けるでしょう。しかし、期中監査や期末監査の繁忙期は、業務量が膨大になります。
プライベートを優先しにくい状況なので、育児や家事には工夫が必要です。また、体力が必要になるので、健康管理も慎重になりましょう。
会計事務所・税理士法人
会計事務所・税理士法人では、個人・法人の税務顧問業務を行います。キャリアとしては、監査法人を経験した後に就くとよいでしょう。クライアントとの距離感が近く、やりがいを感じやすい職業です。また、多くの会計事務所が、柔軟な勤務体制を許可しています。出産・育児との両立がしやすく、女性が働きやすい環境です。しかし、決算や税務申告を行う繁忙期は、時間調整がしにくいことを理解しましょう。
企業内会計士
大手企業では経理・財務・内部監査に、社員として公認会計士を雇用しています。会計事務所・税理士法人にはない、充実した福利厚生がメリットです。企業によっては、フレックスタイムや託児所を設けることもあり、女性の社会進出を支援しています。ワークライフバランスがとりやすいため、女性公認会計士に人気です。
コンサルティング
会計・財務の知識は、企業コンサルティングにも役立ちます。経営戦略提案や課題改善が可能なため、新しい道を開拓できるでしょう。経営者と二人三脚で会社を成長させるため、やりがいを感じる職業です。しかし、コンサルティング業界は激戦であり、付加価値が求められます。迅速で柔軟な対応は基本とされ、急なスケジュール変更が多い業界です。長期的に働くために、リモートワークを導入している企業を選ぶとよいでしょう。
資格講師
公認会計士資格の予備校や大学で、講師として活躍できます。授業スケジュールが固定されており、時間管理しやすいことが魅力です。育児中の女性は、とくに働きやすいでしょう。また、パートや非常勤講師としての採用もあります。家庭の都合や健康状態に合わせ、柔軟に働けるため人気です。教えることで、さらに知識が深くなるので、よい経験になるでしょう。
独立開業
一通りの業界を経験したあとに、独立開業する方も増えています。スケジュールを自由に決められるため、理想のライフワークバランスが叶うでしょう。また、女性公認会計士は、女性経営者から大きな需要があります。女性であることを強みに、強い繋がりを築けるでしょう。しかし、安定収入までに時間がかかることもあります。資金準備を入念に行うことが重要です。