公認会計士試験の難易度と合格率を詳しく解説

公開日:2026/04/15
難易度

公認会計士試験は三大国家資格のひとつとして知られ、毎年多くの受験生が挑戦しています。受験資格が設けられていない一方で、短答式と論文式の二段階で選抜される厳しい試験です。忙しくても合格するのか、合格率が気になるかもしれません。本記事では、合格率の推移や他資格との比較を通じて、公認会計士試験の難易度をわかりやすく整理します。

公認会計士試験の難易度と合格率の実態

公認会計士試験は、受験資格が設けられていない国家試験です。しかし、難易度は非常に高い水準にあります。短答式試験と論文式試験の両方に合格しなければならず、最終合格率はおよそ7〜11%で推移しています。令和6年の最終合格率は7.4%であり、決して簡単な試験ではありません。

二段階選抜方式の特徴

公認会計士試験は、まず短答式試験に合格し、その後に論文式試験へ進む仕組みです。短答式試験の合格率は平均で約17%、論文式試験は約35%とされています。単体で見ると2〜5人に1人が合格できる計算ですが、両方を突破した人のみが最終合格者となります。

最終合格率の推移

過去のデータを見ると、最終合格率はおおむね9%前後で安定しています。平成24年は7.5%、平成29年は11.2%、令和2年は10.1%、令和6年は7.4%と推移しています。受験者数は年によって増減がありますが、合格者数はおよそ1,300〜1,500人前後で推移しています。

他資格との合格率比較

令和6年の合格率を比較すると、公認会計士7.4%、税理士13.5%、司法書士5.2%、司法試験42.1%です。数字だけを見ると司法書士が最も難しく、司法試験が最もやさしく見えます。しかし司法試験は受験前に厳しい要件があるため、単純比較はできません。公認会計士は税理士より難しく、司法書士や司法試験よりはやや低い位置づけと考えられます。

他資格と比べた公認会計士試験の難易度

公認会計士試験は、よく税理士・司法書士・弁護士と比較されます。それぞれ試験制度や受験条件が異なるため、特徴を理解することが重要です。

税理士との比較

税理士試験の合格率は13〜20%前後で、公認会計士より高い水準です。税理士は科目合格制度があり、1科目ずつ合格を積み重ねられます。有効期限もありません。一方、公認会計士は全科目を一度に受験します。たとえるなら、公認会計士は5kmを前半と後半に分けて走る方式で、税理士は1kmずつ5区間を走るような仕組みです。この違いから、公認会計士のほうが難易度は高いとされています。

司法書士との比較

司法書士の合格率は約5%で、公認会計士より低い水準です。司法書士試験は年1回実施され、一発勝負です。科目免除制度もありません。公認会計士は短答式が年2回実施される点で挑戦機会が多いです。また短答式や論文式の一部合格でも評価されることがあります。そのため、総合的には司法書士のほうが難しいと考えられます。

弁護士(司法試験)との比較

司法試験の合格率は20〜40%台で推移しています。しかし受験するためには法科大学院修了や予備試験合格が必要です。参加する段階で厳しい選抜があります。たとえるなら、本戦に出場する前に予選を通過しなければならない形式です。公認会計士は受験資格がなく、だれでも挑戦できます。この点を踏まえると、公認会計士は司法試験より難易度が低いと整理できます。

公認会計士試験が難しいといわれる理由

合格率の低さだけでなく、試験制度そのものが難易度を高めています。主な理由を整理します。

試験範囲の広さ

短答式試験は財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目です。論文式試験は会計学、監査論、租税法、企業法、選択科目の5科目です。科目数が多く、学習範囲も広いため、充分な準備が求められます。

膨大な勉強時間

合格に必要な勉強時間は3,000〜6,000時間といわれます。1日10時間学習しても1年半ほどかかります。5時間なら数年単位の学習になります。長期間の集中力と継続力が必要です。

全科目同時受験

税理士のように科目ごとの積み上げはできません。短答式に合格しても、免除期間は2年間です。その間に論文式に合格しなければ、再度短答式から受験します。この仕組みも難易度を高めています。

働き方への不安

難しいといわれる理由には、職業特性もあります。決算期には業務が集中し、忙しくなります。試験の難易度だけでなく、働き方が自分に合うかどうかも考える必要があります。

合格しやすい人の特徴

忍耐力があり、計画的に学習できる人は合格に近づきます。論理的に考える力や地道な作業を続けられる姿勢も重要です。時間管理ができる人ほど有利です。

独学は可能か

独学での合格も不可能ではありません。ただし相当な計画性と覚悟が必要です。多くの受験生は予備校を利用し、効率的に学習を進めています。費用を抑えたい人には独学の選択肢もありますが、難易度は高いです。

まとめ

公認会計士試験の最終合格率はおよそ7〜11%で推移し、国家資格のなかでも高い難易度に位置づけられます。税理士より難しく、司法書士や司法試験よりはやや低い水準と整理できます。科目数の多さや学習時間の長さ、全科目同時受験という制度が負担を大きくしています。ただし受験資格がなく、だれでも挑戦できる点は大きな特徴です。働きながら学ぶ制度も整っており、努力を継続できれば合格は現実的な目標です。難しさだけで判断せず、自分の適性や将来像を踏まえて挑戦するかを検討することが大切です。

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